奇跡の兄弟、朝倉兄弟

どうも

shurikenn777です。

 

最近記事投稿していなくてすみません。ちょっと忙しかったです(汗

ちなみに減量ですが、以前紹介していたような食生活で7月末ぐらいには61キロ台まで減りました。しかし、あまりに暑い日が続き、目まえがしたりしたので食事の量を増やしたので現在は少し体重が増えてると思います。

 

 さて今回は朝倉兄弟についてです。

格闘技団体ライジンで活躍している朝倉兄弟をご存知でしょうか。

8月18日に行われたライジン18において朝倉海選手バンタム級の試合において、この階級のチャンピョンである堀口恭司選手に勝利しました。それも1ラウンドTKO勝ちです。

これはかなりの大番狂わせでした。堀口選手はライジンでは無敗のチャンピョンでライジンに来る前はUFCという世界最高峰の総合格闘技団体でもトップ選手でした。UFCで唯一負けたのが当時のチャンピョンだけです。つまり堀口選手はほとんど負けていないライジンのチャンピョンだったのです。

一方、朝倉海選手はアウトサイダーというライジンなどに比べて小さい団体の出身で、そんなに負けていませんが、経歴的には堀口選手に比べると圧倒的に下です。「アウトサイダー出身の選手が堀口には勝てない」なんて声も多かったと思います。

このようなことから今回の試合で朝倉選手が勝ったことは大番狂わせで、格闘技界に衝撃を与えました。今回はなぜ朝倉選手は勝てたのかについて自分なりに考えてみました。

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一番のポイントは兄の存在です。海選手は、兄の未来選手が堀口選手、また海選手のことも分析し、ちみつに戦略を組んでいたと語っていました。

当然、どんな選手でもある程度戦略をねってくると思います。対戦相手が決定し次第、その相手の分析をして試合で実践するという流れです。堀口選手ほどの一流ファイターならなおさらです。

ここで兄の未来選手の存在が大きかったと僕は感じています。兄の未来選手の分析力の高い選手です。未来選手が前回のライジンで矢地選手にも勝利しておりますが、そこでも相手を的確に分析し、相手の土俵で戦わないように徹底して戦略を組んで勝利しています。そのような分析力の高い未来選手と海選手が組んでいるのでこのような結果になったと思うのです。

例えば、今回の堀口選手を分析したとします。実際には他の部分についても戦略をちみつに立てていたようですが、今回の決定打になったカウンターの部分について考えてみましょう。堀口選手が左のパンチを繰り出し、その後右ストレートを打つ時に、若干ですが、右の肩が開きます。つまり2発目のストレートが来るまでに少しだけ時間が出来ますので、左のパンチをなんとかしのげば堀口選手の左が出たとたんに、素早い右のストレートを打てば、カウンターとして炸裂する可能性が高いわけです。

このようなアドバイスに加え実際にはさらに詳細に堀口選手のタイミングの取り方であったり実際のワンツーの打ち方のクセであったり詳細に分析していた可能性があります。さらにおそらく、この分析をもとにかなりの反復練習も行っていたのではないでしょうか。それも対堀口戦に特化したカウンターを合わせる為だけの練習です。これもおそらく未来選手が指示して練習させていた可能性があります。これはかなり有効で、あくまで他の選手ではなく対堀口選手のためだけの反復練習です。

例えば筋力や運動神経がある程度良い人でも野球選手のような早い球を投げたりすることは難しいし、筋力の強い人がアームレスリングのチャンピョンに勝つのは難しいでしょう。これの一つの要因は反復練習にあります。対堀口選手の動きに特化してカウンターの反復練習を多く積まれてしまうと、さすがの堀口選手も反応出来ないわけです。堀口選手も試合中はなぜ自分がカウンターを食らったのかすら分からなかったのではないでしょうか。自分のスキを狙った圧倒的な反復練習をされたら反応できないものだと思います。

ただ、反復練習もホントに相手の動きに合ったやり方でなければそこまで効力は発揮されません。これにはやはり兄の未来選手いてこそだったと思います。未来選手も現役の強い選手です。海選手と同じようにアウトサイダーのような地下格闘技からはい上がって来た選手です。分析力も持っているのに、自分もバリバリの選手であるとすると、ただ頭のいい人が分析する以上に実践的に使える戦い方を指示できます。

さらに海選手の場合で言えば、兄の未来選手が分析を行い、海選手が実行する、というような状態であり、兄弟という親密な関係もありますので、相当手ごわいです。優秀なトレーナーが付いていたとしてもここまでの親密性を作ることは難しいと思います。したがって実行する海選手も実行に集中でき、結果として2人で戦っている状態に近くなっていると思います。

このような素晴らしい未来選手のアドバイスですが、未来選手レベルの分析と練習のアドバイスをもらっていた場合、試合をやる前から堀口選手は丸裸にされていたのかもしれませんね。もう何回も戦って来たように当日を迎えられたのかも知れません。少し極端ですが。

またおそらくですが、兄の未来選手は自分一人で分析を行えるため、海選手がいなくても強い選手だと思います。しかし海選手は今まで未来選手の分析やアドバイスを使用しているため、未来選手が付いていなければここまで強い選手にはなっていないのではと思っています。ですが、未来選手が協力している海選手は分析を未来選手に任せ、極端な言い方ですが、あとはターミネーターのように実行に集中できるため、階級の差はあれど、未来選手よりも強くなるとすら思っています。

 

 

今回は堀口選手VS朝倉海選手で海選手が勝利するという歴史的一戦について、私なりに考えてみました。

まとめてみると海選手の強さの原因は兄の未来選手の存在が大きかったと感じました。兄弟という絶妙な関係、兄の分析力、兄が現役バリバリの選手であること。

このような条件がそろっていることはマレであり、このような条件がそろっているからこそ皆の予想をくつがえし、勝利を収めることが出来たのだと思います。

堀口選手と次はベルトをかけて再戦すると思われます。堀口選手は今回よりも戦略を立てて来ると思いますので、今回のような1ラウンドTKOみたいなことはないと思いますが、兄の未来選手が付いている限り、海選手に勝てるかはさだかではありません。

ちなみに自分的に思ったのですが、未来選手の戦略のクセも少しあるように思います。未来選手は前回の矢地選手との試合でもカウンターを練習してきていたようです。また今回もカウンターが入らなかった場合の戦略も立てて来たというものの、カウンターで海選手は勝利をおさめました。このあたりから考えてもカウンターを狙ってくる、または未来選手の分析で得意なのがカウンターである可能性があります。

次回の朝倉海選手と堀口選手の試合が楽しみです。

 

 

 

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